【ディズニー映画 感想】ロビン・フッド ~知恵と工夫でコストカット~

2017年3月5日日曜日

【ディズニー作品】【感想】

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昨日テレビでアナと雪の女王やってたお陰か、やたらアクセスが伸びてました。
アナ雪の感想とか書くのはいつになることやら。。


というわけで、今日のテーマは『ロビン・フッド』です!!!!

公開は1973年。ウォルト亡きあとの二作目でありながら、
莫大な予算と製作期間を充てられたおしゃれキャットの半分以下の予算で作られた本作。




僕にとってのロビンフッドの思い出はというと、
なぜか家に"途中から"録画されているVHSがあって
それを何回か見たことがあるという感じ。
ちゃんと見たのは今回が初めてでした。


他のディズニー映画の感想が気になる方はこちら。




ロビンフッドといえば、最近公開されたズートピアの監督であるバイロン・ハワード氏は
キツネのキャラクター「ニック」のモデルに主人公であるロビンフッドを採用したとか。
ズートピアも僕は未見なのでこの情報に対して何も気の利いたコメントが言えませんが
ともかくそんなキャラクターが主人公です。


あらすじは
某国の王リチャードが十字軍遠征で不在の間に弟のプリンスジョンが悪政を働き
国民から税金を巻き上げまくるなか、義賊のロビンフッドが貧しい人たちにお金と希望を分け与え
プリンスジョンの好き勝手にはさせないぞ!と、そういう話ですね、はい。




まぁこの作品はですね。
動物たちが二足歩行でわちゃわちゃしてる楽し気で何の毒っ気もないお話なんですよね。
これを見てると束の間の休息感が半端ないです。
紅茶入れてまったりしたくなります。

すみません、遠回しに言いすぎました。わかりやすく言いますね。

退屈です。



なんでこんなことになったかってそりゃ冒頭でも書いた通り、
金が無いんすわ。ディズニーに。

貧しい国民を助けるロビンフッドというキャラクターを描くディズニー自体が貧しいっていう皮肉ですよこれは。
 

なのでコストカットのための創意工夫(?)なのかわからないですがある種逆に斬新な本作。
いかにコストをかけずに作ったのかがよく分かる点を大きく2点挙げたいと。
思います!!!

会社からコストカットを命じられている中間管理職に見てもらいたい作品です。(適当)



1.映像の使いまわしによるコストカット


オタク界隈では割と有名な話ですがディズニーは過去の作品の使いまわしをすることが
あるんですね。

で、ロビンフッドは特にそのオンパレードでして。
これは非常によくまとめあげられた動画があるのでそれを見てもらった方が早いかと思います!




中盤ぐらいから殆どがロビンフッドです。

1シーンで過去3作品ぐらいの場面をつなぎ合わせてたりしています。
僕は間隔が空いているとはいえ、順繰り過去作を見てきたため、
既視感が半端なかったです。

しかも割と大胆な引用が多いですよね。ていうかおしゃれキャットとか1個前の作品やんけっていう。


 

2.キャラクターの使いまわしによるコストカット 


本作は動物キャラクターが盛りだくさんなわけですが
こいつどっかで見たことあるなぁ、、というキャラクターが数名ちらほら。


例えばロビンの相棒のリトルジョンですが


熊キャラなんですが、ジャングルブックのバルーにクリソツです。

兄弟やんけ。
そういう裏設定があるんじゃないかと妄想が膨らみますね。



あとはプリンスジョンの下僕であるサーヒスさん。
見た目はあんまり似てないですが、こちらもジャングルブックに登場するカーさんと
催眠にかけて相手を意のままに操るという手口がもろかぶりです。




あとは、さすがにこれはこじつけというか同じ動物だから仕方ないのかもですけど
マリアンの乳母のレディクラックさん。

ミッキーの古い友達、クララクラックさんを彷彿としました。

なんでしょう、キャラクターの位置づけとしての「太ったババァ」的な描き方が似てます。



というわけで一事が万事、既視感のオンパレードな本作。
要するにですよ、中間管理職の皆さん。
イノベーションはもちろん大切なことですが、無理くり新しいものをゼロから生み出すことだけが
全てではないということです。
今あるもので知恵と工夫でいくらでも良いものが作れるはずですよ!
ロビンフッドはそんなことを我々に教えてくれる作品です。


似たようなキャラが沢山登場する『ジャングルブック』の感想記事はこちら。


あ、良かった点としてはシェリフオブノッティンガム先輩です。


めっちゃ悪くて強そうです。でもあんま活躍しなかった・・・かな・・・。

個人的には雨の中の教会でのタック神父とのやり取りが物語を引き締めてくれた感はあります。


このシーンが僕は一番好きかな~。



・・・おっと。
肝心の主人公ロビンフッドとヒロインのマリアンについて何も話してなかった。

でももういいや。




それでは最後に一曲。ほとんど触れなかった上記2名のラブシーンと共に。
『Love』です。




そして次回はこの作品です!


以上終了また次回。

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