【ディズニー作品】【感想】シンデレラ ~人の一生(印象)は顔で決まります、不細工は頑張ろう~

2015年11月12日木曜日

【ディズニー作品】【感想】

t f B! P L
どうも。

今日のテーマはシンデレラ。感想を書いていきたいと思います。
公開は1950年、なんとバンビ公開から8年という長い歳月を経ています。

これは、バンビの興行的失敗と太平洋戦争などによる影響かと思います。

シンデレラの製作自体は1944年から始められたと言われており、
公開までの製作期間及びそれにかかった費用は過去最高の規模だった模様。

恐らくウォルトはこの作品にマジで賭けていたと思うのですが、
多くの人が知るように、その大博打は見事に勝利を収めるわけです。

そして本作以降第一期ディズニー黄金期を迎えることになります。



言わば黄金期のきっかけとなった作品。
俺が今更何か言えることあるのかっていう話です。

あらすじとか。笑

シンデレラのあらすじとかもう笑です。
わざわざ書く必要絶対ないす。

はい。数年ぶりに見たけど本当に最高にクソ面白かったです。


他のディズニー映画の感想が気になる方はこちら。



シンデレラの凄さの特徴として は
無駄な場面が何一つ無い点だと思います。

あと、アナスタシアとドリゼラのブスっぷりがマジでパないです。

左がドリゼラ(姉)、右がアナスタシア(妹)

この上目遣いのブスさは悪質です。

ルシファーはめっちゃ好きです。

本当に性格悪いけど馬鹿で憎めない

なので優勝です。
以上です!(どん!)

と、ここで終わってしまいたいくらいです。
要は普通に感想書いても意味がないと思うのです。
なのでちょっと違った視点で今日は話してみたいと思います。

今日のテーマはこれでいきます。

シンデレラが私たちに教えてくれる教訓とは!?


僕はシンデレラには唯一の欠点があると思っているんです。


夢のかなえ方です。

シンデレラって信じればいつか夢は叶うというわけですけど、
流石に信じるだけじゃ駄目じゃないですか。
努力とかそういうの必要じゃないですか。

で、シンデレラも勿論そこは理解しているとは思ってて
彼女なりの努力をしているっぽいんですけど
その努力の仕方が僕的には凄く残念なんですよ。

それはつまり「耐え忍ぶ」という努力。
シンデレラは不遇な立場から彼女自身の力で抜け出そうとしていないんです。

その不遇な立場に対して彼女は"耐えていればいつか報われる"
という選択を取ってしまっていると思います。

これが良くないです。

我慢していればいつか夢は叶うというのは流石に主体性に欠けるなぁと。

でも僕はこの作品はそういう意味で凄い教訓があると思っていて。

多分、シンデレラという作品を通じて
ディズニーが伝えたかったことってこれじゃないかと思うんすよね。

"顔がよければ今どんなに辛くてもなんとなかる!チャンスめぐってくる!
ブスは無理!がんばれ!"

っていう。

なんせ王子がシンデレラを選んだ理由、顔ですし。

彼はシンデレラと出会うまで結婚する気さえない人間だったにも関わらず、
シンデレラを一目見た瞬間に180度考えが変わって物凄い勢いで結婚を迫ります。
0時を回ってシンデレラに逃げられると、
彼女が置いていったガラスの靴を使って必死で探します。

その必死さは一見、作品の雰囲気的にまるで純粋一途な王子様です。
しかしよく考えてください。
シンデレラと王子が出会ってから別れるまで恐らく数分しかありません。
会話という会話もほぼ無かったと思います。
なので、彼の行動の動機はシンデレラの美貌ではないでしょうか。


人として浅いです。


面食い王子。プリンスチャーミング。

でも、現実問題、顔っていうのは大切です。

ドリゼラとアナスタシアも王子とは顔を合わせていますが
見向きもされませんでした。

王子がドリゼラ、アナスタシア、シンデレラの3者を評価できたとしたら
それは顔としか言いようがありません。

ではドリゼラやアナスタシアはシンデレラとどう立ち向かうべきだったのか。

お洒落や気遣い、人を思いやる心。
これらの知恵、工夫を駆使することだと思うんです。

そこがこの2人は致命的に欠けています。
故に彼女たちはシンデレラに完敗するわけです。

シンデレラが王子争奪戦で勝てたのは紛れもなく顔でした。
ですが、王子が見極めたポイントに関係なく
人間としてもシンデレラに軍配は上がります。

こんなに残酷なことはありません。
ドリゼラ、アナスタシアよ。せめて中身では勝ってくれ。

見た目で勝てないやつはせめて中身で勝負しよう!

っていうそういうお話なんだと思います!(どん!)


はい、最後に僕個人的に好きなシーンはこの場面。
ドリゼラアナスタシア
(ドレスを身に纏い楽器も使って充実した環境にも関わらず下手糞に歌うブス二人)と
シンデレラ(みすぼらしい格好でこき使われていながら物凄い綺麗に歌い上げる美女)
の対比が実に見事に描かれていると思います。
これ見てシンデレラに肩入れしたくならないやつは中々いないと思います。

というわけでシンデレラで「Oh, Sing Sweet Nightingale」です。




あ、そういえばネズミのガスが本名オクタビアスっていうのは
今回久しぶりに見て初めて知りました。

 なんでオクタビアスでガス?誰か教えて。


最後まで読んでくださった方は有難うございました。
他にもディズニーの感想記事を書いているので
是非読んでみていただけると幸いです。

ディズニー映画感想シリーズ

そして次回はこの作品です!



以上終了また次回。

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