今日は『ダイナソー』について書いてまいりたいと思います!
2000年公開、ディズニー初のフルCGアニメでございます。
ダイナソーは同じくディズニーの『ファンタジア2000』や『ラマになった王様』と
同年に公開された長編映画ということで
1年間に3本のディズニー長編映画が公開されるという珍しい出来事が起こっています。
さすがミレニアムです。(適当)
僕は未見です。
小学校の同級生が僕を誘わずに
見に行ってて誘ってもらえなかったことに
凄いムカついた記憶があります。
なので、ダイナソーはクソ映画だと思ってました。
ですが今回改めて見てみて
「小学生の俺よ、安心しろ。誘われなくてもよかったぞ。」
となり、過去の嫌な思い出が一つ浄化されました。
ダイナソーのあらすじとしては
草食動物としてキツネザルの仲間たちと幸せな日々を送っていたが
ある日墜落した隕石により漂流。
ダイナソーはここがダメ
もうダイナソーがダメな映画なことは分かり切っているので
前置きをすっ飛ばして僕が思うダメな点について解説しますね。
本作はディズニーとしては初のフルCGで、
しかも実写と組み合わせるという
かなりディズニーにとって実験的な映画だったのではないかなと思われます。
内容どうこうというよりは『バンビ』みたいな映像の力で
観客を感動させにいくパターンの映画かと思います。
なうえで、その肝心の映像がイマイチという点がダメです。
当時でいうと感動を生むレベルだったのかもしれませんが、
今見ると僕の主観では「ゼロ年代のCGアニメ」という感じで
とてもチープに見えてしまいました。
綺麗だけどまぁ普通かな・・・ |
ディズニーは昔の映画だとしても、
技術的にも古臭くなく、色あせず、
あの時代にこのアニメーション技術があったのか!
という感動を生む点が強さだと思います。
『バンビ』なんかはまさしくそういった感動を生む作品なのかなと思いますが、
『ダイナソー』は残念ながら映像的に感動するに至りませんでした。
この点が僕的にはあまりにも致命的でした。
以上です。
というわけで、もうダイナソーに関してはこれ以上感想書いても蛇足な気がします。
特に『ダイナソー』のような映像で盛り上げたい作品に対して
内容について四の五の言うのは難癖というものです。
でも難癖付けないと明らかにこの記事のボリュームが足りないです。
なので仕方なくダイナソーに難癖付けてみます。
難癖その1 クローンってそんな悪い奴じゃなくね?
こいつはこいつで群れとして生き残る為に必死でやってるよね?
こいつに陰で文句垂れてる癖に
ただただ付いていってる連中がクローンを
残酷だの冷酷だの言える権利無いよな?
手前がクローン。奥は可哀そうなブルートン |
難癖その2 ニーラのポジショニング、ずるすぎん?
こいつ終始ずっと強い奴の取り巻きみたいなポジショニングしててなんか嫌なんだけど。
なんか喧嘩強い男の隣で調子こいてるギャルみたいで嫌なんだけど。
最後に体張ってクローンの行動を正したりしてくれればまだ見応えあったと思うけど・・・。
ずるい女 |
難癖その3 キツネザル、もうちょい活躍しろよ?
いや、もうちょい活躍しろよ?
なんだおまえら |
以上です。
もうこれ以上難癖付けても死体蹴りみたいになっちゃうので
難癖付けるのやめます。
でも困ったことにまだ記事のボリュームが足りない気がします。
死体蹴り散々したので、責任を取る意味で、
じゃあダイナソーはどうするべきだったのか?を
僕なりに考えてみました。
僕からの提案を書くことで記事のボリュームを稼ごうと思います。
ダイナソーはどうするべきだったのか?
つまんない映画につまんないと言うだけ言っても味気ないと思いますがかといってなんかネタにできるほど、いじれる要素が無いダイナソー君。
ダイナソー君は多分、周りの男子が、下ネタとか一発ギャグとか振っても
ダイナソー君「いや、僕そういうんじゃないから・・・」
男子a「んだよ、ダイナソー、ノリわりぃな。」
男子b「こいつはいいよ、それより皆でボーリング行こうぜー」
男子c「今日はカラオケがいいなー」
男子d「あ、やべ、俺バイトだわ」
ダイナソー君「(今日は家に帰って昨日NHKでやってた恐竜特集みるぞー)」
のパターンです。
こういうタイプの生徒は、所謂"一軍"のコミュニティに流されない一方で、特定の狭いコミュニティではとてつもない異彩を発揮する可能性が傾向としてある気がします。
なのでダイナソー君を担任として受け持つことになる先生はきっとそのポテンシャルを引き出してあげたい衝動にかられるでしょう。
では、どうだったら引き出せたのか?
僕が担任だったらダイナソー君にこんな提案をしたと思います。
もっと恐竜同士で殺しあいとかさせなさい。
本作、多分、マジで恐竜が好きな子供にはすごく刺さる映画だと思います。
『ジュラシックパーク』とか『ドラえもん のび太と恐竜』とか、
子供向けの恐竜映画の名作はありますが
白亜紀のリアルな恐竜オンリーの群れを見たいという子供には
実は『ダイナソー』が一番うってつけなのではないでしょうか。
恐竜しか出てこない子供向けのアニメという枠組みでいうと
結構ニッチな分野だったような気もするんですよね。
なのでそういう方向性のポテンシャルがめっちゃあった作品な気はします。
訳わからないキツネザルなんか出さなくてよかったので
もっと恐竜がいた時代のリアリティを追求する方向性で
弱肉強食をテーマにしても良かったのでは?と思います。
コルドロン以来のPG12指定とかにすれば
新時代の幕開け感も強調されたでしょうし。
ついでにウエスタンリバー鉄道が唐突に
恐竜のいた時代にタイムスリップする場面がありますが、
あの辺ともシンクロさせてディズニーファンを喜ばせましょう。
こういうシーンが見たかった |
そして迫力のある戦闘シーンを描きまくって
散々殺しあわせた挙句、最後は隕石の墜落によって、絶滅。
みたいなオチにして、人類の戦争と核のメタファーみたいな着地させたら
深みも出て良かったんじゃないですかね。(適当)
如何でしょうか。こんな提案。
もしこの路線で話が進んでいたら、ダイナソー君も卒業式で
「俺、先生と出会えてよかったよ!」とか言い出して
周りの連中も
「ダイナソーやるじゃねぇか、見直したぞ!」
「ダイナソー君、ちょっと放課後に体育館裏に来てくれないかしら。うっふん。」
とかなったんじゃないですかね。(適当)
ダイナソー君「先生ありがとう」 |
以上です。
というわけでもうこれ以上ダイナソーについて書くことがありません。
なのでちょっと話題を転換しまして僕、ダイナソー見てて凄い思い出したアニメがありましてそちらを紹介させてください。
これです。
ダイナソー見ながら、これだったらビーストウォーズのほうが面白いと思っちゃいました。
フルCGアニメである点、恐竜が出てくる点、
荒廃した舞台で無機質な背景が中心の世界観、
にビーストウォーズを連想したような気がします。
ビーストウォーズは
- ・当時、フルCGのテレビアニメなんて無かったのでその点で超画期的だった
- ・ビーストモードからロボットモードへの変身がめちゃくちゃカッコイイ
- ・キャラクター全員が個性的で愛着がわく
- ・吹き替えの声優陣が超豪華なうえに、途中からアドリブの悪ふざけが激しくなってめちゃ笑える
- ・OPのテーマ曲も当時にしてはかなり早い日本語ラップが採用されていて超クール
っていう最早伝説となっているアニメです。
ちなみに声優陣のラインナップを少し書くと
子安武人さん、千葉茂さん、山口勝平さん、藤原啓治さん、
高木渉さん、etc...
アドリブ合戦のくだらなさが極致に行き、
最終回でなんの脈絡もなく豪華な声優さんたちがモノマネ合戦をし始めます。
せっかくなので、そのくだりをごらんください。
最後の優勝が「豊臣秀吉」ですからね。
マジで適当すぎるんですが、これが小学生の自分に
とてつもない影響を与えてくれた気がしてなりません。
今Amazonプライムで全話視聴できるようなので、
ダイナソー見て不完全燃焼になっているそこの貴方。
ビーストウォーズ良かったらご覧ください!(どんな締めやねん)
それでは最後に一曲。
と言いたいところですが、本作は歌ありの曲というのが無いので
オープニングをご覧いただければと思います。
多分、『ダイナソー』でやりたかったことは
このオープニングに全て集約されている気がします。
ここの迫力は凄い!
そして次回はこの作品です!
以上終了また次回。
ラマ王面白いですよね。感想お待ちしてます
返信削除再びコメント有難う御座います!!
削除ラマ、、見たんですけど書いてる途中で忙しくなり心折れてます、、
年内には、、って感じですが暖かく見守ってください。。
2022年も過ぎましたが、未だに時々見にきています。
返信削除ミラベルやストレンジワールドの感想もいずれ読みたいと思いながら。
コメントありがとうございます、、!
削除このような更新ろくにしないblogを時々見に来てくださって本当にありがとうございます。
僕もずっと更新したいなという気持ちはありつつズルズル時が過ぎていました、、
記事一つ仕上げるのにかけていた時間を妥協してみるなどちょっと試みてみようかなと考え中です、、
お忙しいかと思いますが、またいつか更新されるのを楽しみにのんびり待っています🦥
返信削除コメントありがとうございます、、以前も更新が止まったときにコメントくださいましたね。。。
削除コメント頂けるたびに、とてつもない感謝の気持ちからよし、頑張ろうとはなるのですが次の作品に対して何を書けばいいのか分からんとなり、そこからズルズルというのが実情です。笑
ただ、なんとなく何を書くのかまとまったので書きます。多分書きます。。是非、また気が向いたらお越しください、、