【ディズニー映画 感想】わんわん物語 ~セーラおばさんがむかつく理由~

2016年3月6日日曜日

【ディズニー作品】【感想】

t f B! P L
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、
俺も野良犬になりてぇなぁーーーーーーーーーー

はい!
今日のテーマは『わんわん物語』です!!

1955年公開、ということでこの作品もこんなに古い作品だったんすねぇ。

わんわん物語は実はディズニー長編アニメ映画初の
完全なるディズニーのオリジナルストーリーです。

原題は『Lady and the Tramp』で、
直訳すると淑女と風来坊というど直球なタイトルが付いております。

わんわん物語という邦題もそれはそれでど直球だけど。

また、このわんわん物語の公開翌年に
ディズニーランドがオープンしたということも併せて言っておきます。




先ず僕はこのわんわん物語は全編通して見たことはありませんでした!
なのでこのblogの為に見たのが人生初となります。

とはいえ根強い人気がある作品なので音楽とかは結構知ってましたし、
なんか初めてじゃない気がします!そんな気がする今日この頃です。


他のディズニー映画の感想が気になる方はこちら。





この作品についてザックリ概要を言うと原題からも何となく分かりますが
(邦題から推測することは不可能ですが)
身分違いというか環境が全く異なる男女(ロミオとジュリエット的な)の恋をテーマにした超恋愛映画です。

何気にここまでど直球に恋愛を扱ったディズニー映画は
それまでの作品には無かったのではないでしょうか!

シンデレラなんかは一見そうっぽいですが
僕の中ではあれは恋愛映画というよりかは成りあがり系のお話なので
恋愛とはちょっと違う気がするのです。 男の視点が無いしね。



あらすじを書きますと
ある夫婦の飼い犬として幸せに暮らしていた主人公レディ、
夫婦はレディを中心に回っていたのですが、ところがやがて夫婦の間に子供が生まれ、
レディは自分が一家の中心ではなくなっていくことに気づきます。
そんな中、野良犬として自由気ままに暮らすトランプが彼女の前に現れ、
飼い犬としての生き方しか知らないレディは少しずつトランプの自由な生き方に惹かれていく、

というお話です。


全体的な印象としては過去作と比べると悪く言うとこじんまりとしてます。

明確な悪役も登場しないし、
今では絶対に作られないような気がする小規模なスケールのお話だと思います。
 
でも僕は結構好きです。
今はやたらとすぐに世界が破滅しかけるような規模のアニメ映画が多いので、
逆にこういう小さい町が舞台で犬の恋愛を軸とした素朴なお話というのは新鮮ですよね。


だし、この規模のお話でも決して退屈しません、
テンポの良さやキャラクターの魅力は相変わらずです。

なので疲れた時に見るといいかもしれません。


そう、この作品は疲れた時におすすめの作品なのです!
というわけで疲れた時に見ると良い理由を3つ挙げたいと思います!(強引)




1.レディの幼少期がめちゃくそ可愛い



本作品は夫婦の家にまだ子犬のレディがやってくるところから始まるわけですが、
この子犬期のレディが死ぬほど可愛いです。

ゲロ吐くぐらい可愛いです。

正直、子犬レディの様子を90分眺め続ける物語であったとしても全然ありです。

観客のハートは完全に持ってかれます。
もってけドロボーと言わずにはいられない、そんなレベルです。

で、これだけ可愛いからこそ、
この後にレディの身に降りかかるささやかな悲しい状況というのが
もの糞生きてくるわけです。
ぶっちゃけ大したことは起きませんが、レディが死ぬほど可愛いから
他人事ではいられなくなるわけです。

本作にあまり悪い人物は登場しませんが途中で猫を連れてくるババァが
マジでうざいと思えるのもこの子犬のレディあってこそだと思います。
本当に糞ババァです。(決して悪い人ではない)


死ぬほどかわいい・・・


セーラおばさん(悪い人ではない)


同じく可愛さに感情移入させられちゃう『ビアンカの大冒険』の感想はこちら。

2.個性豊かな犬たちの所作が可愛い



脇を固める犬たちが全員個性的で可愛いです。


左がトラスティ、真ん中がジョック

僕はジョックとトラスティだったらジョック派です。

ずんぐりむっくりな感じがたまんないっすよね。

元猟犬だったトラスティの鼻が今は利かないというちょっと切ないエピソードが
さり気なく織り交ぜられている辺りも非常に上手です。

一方で猫は最悪です。

実は1シーンしか登場しませんが存在感が半端ない猫二匹。サイとアム。

どっちがサイでどっちがアムやねん

例の糞ババァ(決して悪い人ではない)が連れてきますが
飼い主の前ではか弱い猫のふりをして家を荒らしまくる糞猫どもです。
俺の可愛いレディをいじめるので許しがたいです。



3.矛盾を押しのけてでもハッピーエンドにこだわったラスト


本作を語るうえでよく挙がるのはトランプのラストです。
お前はそれでいいのか?お前のアイデンティティはどこへいった?
という突っ込みをよく目にしました。


これ、僕も最初見た時はちょっと思ったのですが、
副音声聞いていたらどうやらやはりそこについては話し合いが為されていたようで、
トランプはいなくなる、というラストのほうが物語としては
絶対美しいという意見も挙がったそうです。

僕もそう思います。トランプの性格上、彼が家に留まるというのはあり得ないです。

でも、ウォルトはハッピーエンドにこだわりました。

そんなことは重々承知のうえで。敢えて悲しい結末などにはしない。
これが彼のこだわりなわけです。

だから良いんです!

トランプのアイデンティティとかどうでも良いんです!


切ない最後とか見たいか?ディズニーでそんなもん見たくねぇわ!

っていうことです。


はい。ということで。
疲れている方、多いと思います。現代日本で働いている皆さん。


疲れているとき、何もしたくないとき、ありますよね。


そんなときはこの『わんわん物語』をご覧になっては如何でしょうか?



最後に今日はわんわん物語、いや、
ディズニーの歴史上でもかなり有名かつ名ラブシーンを
ご覧いただきながらお別れしましょう。

わんわん物語で『Bella Notte』です。




そして次回はこの作品です!

以上終了また次回。

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