公開は1961年。ディズニーの歴史上で本作を語る場合には
製作技法の大きな変革があった点が挙げられます。
前作の眠れる森の美女が想定していたほどの興行収入を得られなかったこともあり、
製作にはコストを大幅に抑える必要があった為、
ゼログラフィーという新しい複写のシステムを用いたそうです。
それまで1枚ずつ人の手で作られていたセル画を
ほぼコピーすることができるようになったとのことです。
その影響があったかどうかはさておき、
前作までとは絵のタッチががらりと変わっています。
僕にとっての101匹わんちゃんの思い出ですが、本作は未見でした。
ですが、実写版の101匹わんちゃんを小学生の頃に幼馴染と見に行った記憶があります。
当時、アニメの実写化にはなんとなく抵抗があったので
あんまりワクワクせずに嫌々見に行った記憶があります。
クソガキですね!
他のディズニー映画の感想が気になる方はこちら。
101匹わんちゃんのあらすじを簡単に説明しますと
ロンドンに暮らす音楽家ロジャーラドクリフの飼い犬でダルメシアンの主人公ポンゴと
ロジャーの伴侶となるアニータの飼い犬バーディタが出会い、
15匹の子供を産みます。
一方で、アニータの友人で大の動物の毛皮好きであるクルエラ・デ・ビルは
その15匹を全部買い取ってダルメシアンのコートを作ることを企てていました。
クルエラの提案を断り突き返すロジャーでしたが・・・・・。
というお話。
で、改めて見た感想ですが。僕はですね。101匹わんちゃんは端的に好きです。
何が好きかってオシャレっす。
冒頭からオシャレっす。
主人公ポンゴの飼い主であるロジャーラドクリフの良さげな伴奏を
バックに誰かのモノローグから物語が始まるわけですが、
それが飼い主であるロジャーラドクリフのそれかと思いきや
ポンゴのモノローグだと分かるという流れから始まります。
オシャレっす。カフェ巡りしたくなるっす。
その後、たったの数分で、にも関わらずめっちゃ矛盾のない流れで
ロジャーとアニータが出会い、結婚するまで尋常じゃない滑らかな語り口で描かれます。
めっちゃオシャレっす。MacBook持ち歩きたくなるっす。
というわけで今日は101匹わんちゃんがどのくらいオシャレかということについて
説明をしてまいりたいと思います。
なんといってもダルメシアンが101匹。
劇中で描かれた斑点の数でいうと640万個以上らしいです。
しかも全部の犬で模様が違います。
そこまでしなくてもいいよと後ろから肩に手を置いてあげたくなります。缶コーヒーの差し入れしたくなります。
そんなレベルの苦労であることは想像に余りありまくるわけですが、
これみよがし感が全くないです。
どうだ、101匹だすげぇだろ感が無いわけです。
オシャレっす。一眼レフで空を撮っちゃうっす。
でもハッキリ言ってちょっときもいっす。
オシャレすぎて常軌を逸してる感もあるっす。
ちなみに101匹の内訳ですが、
ポンゴとパーディタで2、
ポンゴとパーディタが産んだ子供が15、
クルエラが盗んだのが84、
だそうです。
※この知識は合コンで披露すると引かれます。
マレフィセントやティンカーベルを生み出したディズニーの巨匠マークディビスがディズニー最後に手掛けたのがかの有名な女悪役クルエラ・デ・ビル。
言ってしまえば本作は彼女が主人公と言ってもいいほど、
めちゃくちゃに存在感があります。
登場シーンから劇アツです。
ドアにシルエットが浮かび上がってきたかと思いきや、
もの糞乱暴にドアをぶち破り最低な演説を展開。
アニータが用意したパイらしきものにタバコをぶち込みます。
外道!
食い物をここまで粗末に扱えるやつ、外道だとしか思えません。
ちなみに、本作はそれ以外のシーンでもタバコを効果的に使っています。
まず、この食い物にタバコの灰を撒いたりする場面がほかにも何回か散見されます。
観客に良心があるのであれば、
もうこの食い物への扱いを見た時点でそいつは嫌いな奴確定させることができると思います。
この技法を用いることで、無条件に観客の悪役に対する嫌悪感を引き出させているのだと思います。
あと、クルエラが吸っているタバコの煙は緑で、
これはマレフィセントの流れを汲んでいるかと思いますが
この煙をくゆらせながら歩き回っている感じからして
とにかく怪しい奴なんだなという気しかしません。
と、まぁ。やいのやいの言っておりますが、とにもかくにもですね、
クルエラ・デ・ビル姉さんに関してはデザインの良さが全てではないでしょうか。
言葉で説明するのが難しいですが、フォルムや表情など全てがよいと思います。
このベッドのシーンとかも最高です。クルエラの人間性がなんとなく垣間見える気がして僕は一番好きなシーンかもしれません。
というわけでクルエラが出てくるシーンはすべて名シーンではないかと思います。
ロンドンに暮らす音楽家ロジャーラドクリフの飼い犬でダルメシアンの主人公ポンゴと
ロジャーの伴侶となるアニータの飼い犬バーディタが出会い、
15匹の子供を産みます。
一方で、アニータの友人で大の動物の毛皮好きであるクルエラ・デ・ビルは
その15匹を全部買い取ってダルメシアンのコートを作ることを企てていました。
クルエラの提案を断り突き返すロジャーでしたが・・・・・。
というお話。
で、改めて見た感想ですが。僕はですね。101匹わんちゃんは端的に好きです。
何が好きかってオシャレっす。
冒頭からオシャレっす。
主人公ポンゴの飼い主であるロジャーラドクリフの良さげな伴奏を
バックに誰かのモノローグから物語が始まるわけですが、
それが飼い主であるロジャーラドクリフのそれかと思いきや
ポンゴのモノローグだと分かるという流れから始まります。
オシャレっす。カフェ巡りしたくなるっす。
その後、たったの数分で、にも関わらずめっちゃ矛盾のない流れで
ロジャーとアニータが出会い、結婚するまで尋常じゃない滑らかな語り口で描かれます。
めっちゃオシャレっす。MacBook持ち歩きたくなるっす。
というわけで今日は101匹わんちゃんがどのくらいオシャレかということについて
説明をしてまいりたいと思います。
1. 努力を誇示しないところがオシャレっす!
なんといってもダルメシアンが101匹。
劇中で描かれた斑点の数でいうと640万個以上らしいです。
しかも全部の犬で模様が違います。
そこまでしなくてもいいよと後ろから肩に手を置いてあげたくなります。缶コーヒーの差し入れしたくなります。
そんなレベルの苦労であることは想像に余りありまくるわけですが、
これみよがし感が全くないです。
どうだ、101匹だすげぇだろ感が無いわけです。
オシャレっす。一眼レフで空を撮っちゃうっす。
でもハッキリ言ってちょっときもいっす。
オシャレすぎて常軌を逸してる感もあるっす。
ちなみに101匹の内訳ですが、
ポンゴとパーディタで2、
ポンゴとパーディタが産んだ子供が15、
クルエラが盗んだのが84、
だそうです。
※この知識は合コンで披露すると引かれます。
1匹につき32個のブチがあるそうです。合コンで披露(ry |
2.クルエラ・デ・ビルがとにかくオシャレっす!
マレフィセントやティンカーベルを生み出したディズニーの巨匠マークディビスがディズニー最後に手掛けたのがかの有名な女悪役クルエラ・デ・ビル。
言ってしまえば本作は彼女が主人公と言ってもいいほど、
めちゃくちゃに存在感があります。
悪役然とした顔ですなぁ |
登場シーンから劇アツです。
ドアにシルエットが浮かび上がってきたかと思いきや、
もの糞乱暴にドアをぶち破り最低な演説を展開。
アニータが用意したパイらしきものにタバコをぶち込みます。
外道!
食い物をここまで粗末に扱えるやつ、外道だとしか思えません。
ちなみに、本作はそれ以外のシーンでもタバコを効果的に使っています。
まず、この食い物にタバコの灰を撒いたりする場面がほかにも何回か散見されます。
観客に良心があるのであれば、
もうこの食い物への扱いを見た時点でそいつは嫌いな奴確定させることができると思います。
この技法を用いることで、無条件に観客の悪役に対する嫌悪感を引き出させているのだと思います。
あと、クルエラが吸っているタバコの煙は緑で、
これはマレフィセントの流れを汲んでいるかと思いますが
この煙をくゆらせながら歩き回っている感じからして
とにかく怪しい奴なんだなという気しかしません。
と、まぁ。やいのやいの言っておりますが、とにもかくにもですね、
クルエラ・デ・ビル姉さんに関してはデザインの良さが全てではないでしょうか。
言葉で説明するのが難しいですが、フォルムや表情など全てがよいと思います。
このベッドのシーンとかも最高です。クルエラの人間性がなんとなく垣間見える気がして僕は一番好きなシーンかもしれません。
というわけでクルエラが出てくるシーンはすべて名シーンではないかと思います。
クルエラ同様に緑の炎を纏うマレフィセントが登場する『眠れる森の美女』の感想はこちら。
はい。本日は101匹わんちゃんについて語らせていただきました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それでは最後に。
101匹わんちゃんといえばこの曲しかございません。
↑で書いたクルエラの登場シーンもバッチリ入っているので是非、ご覧ください。
101匹わんちゃんで『Cruella De Vill』です。
そして次回はこの作品です!
以上、終了また次回。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
それでは最後に。
101匹わんちゃんといえばこの曲しかございません。
↑で書いたクルエラの登場シーンもバッチリ入っているので是非、ご覧ください。
101匹わんちゃんで『Cruella De Vill』です。
そして次回はこの作品です!
以上、終了また次回。
0 件のコメント:
コメントを投稿