【読書記録】4月-1 SUPER MTG スーパー・ミーティング

2020年5月10日日曜日

読書記録

t f B! P L
前回の記事で最近読書するようになったということを書きました。
ただ、読めるようにはなりましたが
今の自分の課題としては、読んだ本をアウトプットすることです。
真のインプットはアウトプットの先にある、と強く思っているので
今日から読んだ本の記録をblogに書き記していこうかと思います!


読書記録 4月-1

SUPER MTG スーパー・ミーティング



■著者
スティーヴン・G・ロゲルバーグ (著), 桜田 直美 (翻訳)
■出版社
サンマーク出版 (2020/1/29)
■所感 
ミーティングって最早あって当たり前のものです。
この本の本質的な価値はそういった当たり前のものに対して疑いの目を持つ問題意識そのものを磨けることだと僕は思いました。

また、この本個人的に良いなーと思うのは
ミーティングそのものを無くしたほうが良いというよりは
価値のあるミーティングを増やそう路線な点。
至って前向きな視点です。
別の本で"部長とは変革を起こし続けることが仕事だ"、みたいなこと書いてあったけど
ミーティングって形骸化の象徴みたいなものだと思うので
ある意味変革し放題だし、そのコストも左程かからないイメージだから
ここに書かれている色んなノウハウ、ちょっと試しにやってみようかなって気になりました。というか既に何個か実践中です。



■刺さった文章
1.
現代の職場では、従業員がより積極的に意思決定に関わることが求められる。組織の生産性を上げ、激しい競争を生き抜くには、従業員のエンパワーメントやチームワークが前にも増して重要になったと考えられている。そういった価値を体現しているのがミーティングという存在だ。
⇒ミーティングの目的や価値についての考え方を一つ手に入れることが出来た。



2.
ミーティングのリーダーは一般の出席者よりもミーティングそのものに高い点数をつけるという結果になっている。(中略)つまり言い換えると、ミーティングで自分がたくさん発言するほど、満足度は高くなるということだ。(中略)まとめると、リーダーはミーティングを過大評価するということだ。
⇒MTGの出来の良しあしについて定量的な評価基準としてリーダー以外の発言量が有効だと感じた。



3.
ジョブズは、①ミーティングの目的がすでに達成されたとき、②話し合いが堂々巡りで何も生み出していないときは、どんなことがあってもその場でミーティングを終わりにするべきだと考えていた。

⇒1時間という枠にこだわるべきではない、というまさに枠の外の創造的な発想が役に立ちそう。



4.
「出席者は全員が知っている情報しか出さない」ということだ。(中略)他の人も知っている情報を提供すると、当然ながら他の人から「それは正しい」と承認してもらえるからだろう。(中略)特定の人しか知らない情報は、まさにまわりを驚かせ、場の空気をかき乱す。(中略)組織に必要なのは、集団の意見に流されることなく、まっとうな反論が埋もれずに表に出ることだ。(中略)黙って自分の考えを紙に書いたほうが、お互いに意見を出し合って話し合うより、アイデアの数でも質でもはるかに上回っていたのだ。

⇒ブレストってなんか上手くいかねーよなーの答えだった。目からうろこ。



■最後に一言
ミーティングって下位の立場からすると
表現の練習、評価向上、情報収集、などなど色んな裏目的がありますよね。

ミーティングに限らず、常にあらゆることで裏目的みたいなものを
自分の中で持ち続けることは大切かなと思いますが
ミーティングは形式的な場であるからこそ、
形式的にそれがやりやすいです。

クソみたいなミーティングも自分の目的をもって参加することで
有効に活用できるのかもしれません。

おわり。

自己紹介

ITベンキャー勤務のエンジニア兼営業。モテたい。

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