読書記録 4月-5
あなたの脳のしつけ方
中野 信子
■出版社
青春出版社 (2019/9/10)
■所感
自分の脳をコントロールできたらどんだけ楽なんだろうということで買いました。
集中力や努力の高め方を脳科学の観点で解説してくれる本となっております。
読んでみると「努力しない才能」や「ネガティブ感情」の大切さ、アイディアとは真似である、など自分にとって最高なことがたくさん書いてある本でした。
自分、性根がクソなので自分のことが嫌いになることも沢山ありましたが、性根がクソな自分で良いんだ!と思える自己啓発本です。(正直、違うと思う。)
■刺さった文章
1.
「作業をやめるときは、あえて"キリの悪いところ"でやめる」ことです。(中略)やり切ったことよりも達成できていないことのほうが、より強い印象として残る現象を、「ツァイガルニク効果」と呼びます。⇒効果名読みづらすぎんだろ!という突っ込みはさておき、これはマジで試してみる価値あります。キリの良いところで辞めたくなる気持ちを抑えて敢えて中途半端に切り上げるという。個人的には新しい発想だなと思いました。
2.
よいアイデアを生むには、「コピーする」ことも非常に有効です。(中略)人間の脳は、何かを模倣することで新しいことを身につけるというのが基本プロセスとなっているので、新しいアイデアを生むにも、"真似"から入るのが王道なのです。⇒以前、読書の利点について書いた記事で触れましたが要はアイデアってのは必ずしも0から生み出すものではなく、誰かの思考からパクることも立派なアイデアだよ!ということ。
3.
人が努力できるかどうかの多くは、「生まれつきの才能」で決まってしまうことが分かっています。(中略)このように努力遺伝子を持たない人は、「ムダな努力をしない才能に恵まれている」といえるのではないでしょうか。(中略)努力できない人は往々にして、こんな才能にも恵まれています。それは「ものごとを効率的にこなす」才能です。⇒めんどくさがり万歳!!!ありがとう中野先生!!!僕が部屋の掃除をしないのもデスクトップがグチャグチャなのも全ては才能です。(←なんの。)
4.
島皮質を黙らせるには、こんな意外なものを活かす方法もあります。ズバリ、「ネガティブ感情」です。巷ではポジティブシンキングなるものがもてはやされていますが、じつは努力の原動力という面では、ネガティブな感情のほうが圧倒的にパワーが強かったりします。⇒むしろ、僕これしかないかもしれないです。"あの時あいつに言われたあの一言"を一生根に持つタイプなので、そういうのだけでここまで来た感覚があります。
■最後に一言
"敵を欺くにはまず味方から"という諺がありますが、脳科学は"敵を欺く為に味方を欺くにはまず自分から"という考え方のような気がします。つまり自分の脳を騙す。自分に嘘つきたくないなんていうセリフもよく目にしますが、結局何が真実で何が嘘か、なんてことは結果論でしかなくて、そこにこだわるくらいなら自分にとってよりお得な人生を真実にしちまえばいいんだよって僕は思うタイプです。
それが脳科学です。(どん)
おわり。
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