読書して金持ちになる! ~読書の利点を3段階で整理~

2020年5月7日木曜日

雑談 読書記録

t f B! P L
コロナの影響で家にいる時間が長くなりました。

でも家でダラダラするのは嫌なのでとにかく本を読みまくり、
4月は月で10冊本を読みました。

元々20代の頃はほとんど本を読まなかった僕が
週に2冊のペースで本を読めるようになりました。

ゴールデンウィークは4冊読み切り、今5冊目に突入しています。

読んだ本の紹介もしたいなーと思いつつ、
今日は取り急ぎ読書することそのものを掘り下げて書いてみます。

題して

みんな、読書をして金持ちになろう!!


です。


※読書をしただけでは金持ちにはなれません。
※個人差があります。
※効果は大体の目安としてご認識ください。
※この記事は食べられません。



僕が読書を習慣として始めた理由はシンプルです。
金持ち大体本読んでるから。

僕は金持ちになりたかったのです。
こんな記事を見つけました。良かったらご一読ください。

読書量と年収は正比例する



金持ちが読んでるのは分かったけど
じゃあお前は読書したから金持ちになれてるのか?だと?
うるさいです。


でも全てのビジネスパーソンは本を読んだほうが良いと思います。
多分、そんなことは皆さん分かり切ってると思います。
何故なら大人(特に偉い人を中心に)から本を読めとやたらといわれるからです。
でも何故本を読んだほうが良いのでしょうか?
僕の場合、その答えは端的に言うと前述の通り、
"金持ちが読んでるから"に集約されていくのですが、
もう少し沢山の人に共感頂けやすいようにかみ砕いて、
3段階に分けて整理してみました。



1.0から1にすることは難しい


物事を0から1にすることは難しいです。
僕も20代前半のころは0→1にこだわっていました。
自分で考え抜いて行動し、
それによって出せた成果が自分が唯一誇れるものだと勝手に思い込んでいたのです。
でも、簡単ではありませんでした。


『天才を殺す凡人』が示唆していること

最近読んだ『天才を殺す凡人』という本では
会社で働く人材を天才、秀才、凡人の3つに分け、それぞれの価値判断の軸を
天才=創造性
秀才=再現性
凡人=共感性
と表現しました。(どれが優れているとかではない、という前提です。)

この3項目に前述した0→1の話を照らし合わせると
「0→1=創造性」となるかと思います。

また、創造性が0→1だとした時にその対比として
秀才の再現性が存在するのだと思います。
再現性というのは1を10にする力だと考えるからです。
「1→10=再現性」と考えていいと思います。

凡人は本題と逸れる為触れませんが、
創造する人と再現する人、そしてそれらに共感する人がいることで
組織が成り立っている、といったようなことが書かれています。
これは必ずしも全員が0→1をする必要はない、より正確には"するべきではない"
ということを示唆しているのだと僕は思います。


組織人としてあるべき姿

僕は天才ではありません。
0→1にすることはとても時間がかかります。
この"時間がかかる"という行為は組織人としては罪だと考えます。
我々は時間と成果に対して給料を貰っているからです。

自分で考え抜いて行動し、
それによって出せた成果が自分が唯一誇れるものだと勝手に思い込んでいたのです。

先ほどこう書きましたが、組織で働くうえで、
自分が誇れるものかどうか、という価値判断は優先されるべきではないことです。

最も優先されるべきことは組織の為にパフォーマンスを発揮することです。

何故なら個人は組織において必要な成果のための最大限の行動をし、
組織は個人の行動と成果に対して最大限還元し自己実現を支援するという
相互関係が僕の考える理想の組織だからです。

だとした時に、僕にとって時間がかかる0→1は
出すべき成果との天秤において組織優先だとは言えません。
より早くそしてより多く成果が積み上げられる1→10を量産すべきだと考えました。

そして、1→10で出せた成果も充分過ぎるくらい、
人に誇ってよいものだと思います。

むしろ組織においてはこっちのほうが評価されることもあります。
(『天才を殺す凡人』はそのことに対しての警鐘でもあるけど。。)

では、1→10をどう量産していくのか?となったときに
読書が重要な武器になってきます。



2.読書は質量両面で圧倒的に知識や知恵をパクれる


僕は主に自分が仕事で困ってることについて書かれている本を読みます。
0→1したくないからです。良い解決策があればパクりたいからです。
1→10における1とは知識や知恵のことを意味します。
そして知識や知恵とは、困っていることを解決するための武器になります。
そして、その武器をより多く持っているのは
より多くの経験をしている先人たちだと僕は考えます。


武器の集め方

この武器を集めるために僕らが出来ることは精々4つくらいです。


  • a.社内(会社の諸先輩、上司の方々、部下や後輩の方々)から聞き出す
  • b.社外(取引先やセミナーを行っている講師の方々)から聞き出す
  • c.インターネットでググる
  • d.読書


前提として、この4つ、どれもやったほうが良いことです。
ただ、知識や知恵をより多く手に入れるという観点で考えると
質量の両面においてd.読書が一番有効です。

aやbは気を遣います。あと、足腰も使います。
関係値づくりという別のスキルが求められます。
疲れます。
組織人としては絶対にマストなスキルなので
絶対に並行してチャレンジしたほうが良いですがより多く、
という観点だと微妙かと思います。

cとdは差が無いように感じますがここは敢えてdを推薦します。
cは、量の面では問題ないですが質の面で難易度が高いです。
質のバラツキがエグイということです。
cのみで頑張ろうと思ったときに、必要な能力として
情報の信用度を見極めるといういわゆるネットリテラシーが求められます。

cが問題なのは、その記事を書いている人が分からないケースがあるということです。
記事を書いている人が誰なのか?名前が世間に公開されているか?
を抑えておくことは先ず大切です。

あ、
もはやこのblogの存在を全否定していました。笑

まぁ、それは良いとして。←


読書の利点とは

これらを踏まえてd.読書の利点をまとめます。
読書は
人に気を遣う必要もなく、足腰を使う必要もなく、
情報の信用度を高いレベルで見極める必要もなく、コロナの影響も受けず、
普通に生きていたら絶対に巡り合えないであろう偉い人や金持ってる人の
過去の成功や失敗、そこから学んだ知識や知恵、すなわち武器を思いっきり
パクりまくることが出来るのです。



3.偉い人、成功した人は大体めっちゃ本読んでる


振り出しに戻ります。

偉い人、成功した人を僕なりに言うと金持ちです。

別に金持ちになりたくないよ!という人もいると思います。

ただ、働く目的において、
仕事を通じて人生をより豊かにしたい
という思いは否定できないのではないでしょうか?

そういった意味で、仕事を通じて偉くなった、成功した人の考え方は
パクっておいて損は無いと思います。


誰もが天才であり秀才でもある
ただ、これ今回書いた3段階において1段階目で書いた
天才=創造性=0→1 秀才=再現性=1→10のロジックを前提とした場合に
偉い人や成功した人は全員天才ではないということになっちゃいます。

が、実は今回取り上げさせていただいた『天才を殺す凡人』において
天才と秀才を兼ね備えている人の存在についても記載されています。

こんなこと書くと元も子もないですが、
結局完全に一人ひとりがどれかに当てはまるというようなことはあり得ません。
血液型占いなんてウンコです。

僕の考えとしては、
まず組織人として秀才の能力を高め、1→10を量産し、組織のための成果を出していく
成果に対しての還元として創造性を発揮する機会を手に入れ、
0→1に時間を投資していく

という順番が良いと思います。

まぁ、要するに
モテて、楽して、儲けて~。


■参考文献
北野唯我 (2019年) 『天才を殺す凡人』 日本経済新聞出版.

■その他
・血液型占いをディスった曲。




・モテて楽して儲けてぇ~というパンチラインが生まれた曲。




では。

自己紹介

ITベンキャー勤務のエンジニア兼営業。モテたい。

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